「ER Boot Camp」とは
救急診療のプロによる“救急の現場ですぐ使える手技・考え方の習得”を目指した企画です。
第一線で活躍している名古屋大学病院および近隣医療機関の救急専門医の先生方が、医学部5・6年を対象に、優しくかつ丁寧に救急即戦力を鍛えてくれます!
なぜやるのか?
実際の臨床現場において必要とされることの多くは、大学の授業だけではなかなか学べません。
これから救急診療に携わる若い学習者が、ERで必要となる手技・思考を体を使って習得できる場を提供したいという思いから、この企画は始まりました。また救急に熱い先生および学生同士と広く出会える機会となればと考えています。
実際に何をするの?
医学部5・6年生を対象に、名古屋大学にてワークショップを年に1~2回開催しています。
参加者の方は数人のグループに分かれて
・医師になってすぐ役立つ手技を習得できるスキルセミナー
・実際の臨床現場を想定した救急シナリオトレーニング
をこなしていただきます。随時、救急専門医の先生方が付いてフィードバックを行うため、疑問などもその場で解決することができます。
また事前学習資料およびデモ動画が用意されているため、ワークショップに不慣れな方でも気軽にご参加いただけます。
医学生は何を得るの?
・臨床の現場ですぐに必要となる手技
・実際の臨床現場での考え方
・全員で一つの診療を進めていくチーム力
・難しい症例にあたったときの臨機応変な対応力
今後のセミナー予定
申込は終わってしまいましたが、2017年3月19日(日)に名古屋大学にて下記のイベントが行われます。興味のある方、見学希望の方はER Boot Camp窓口(下記 アドレス)までご連絡ください。
◆日時・場所
2017年3月19日(日)
名古屋大学医学部附属病院 クリニカルシミュレーションセンター
◆対象
全国の医学部5・6年生(学生の所属大学、研修予定地などの制限なし)
◆内容
スキルセミナー
:縫合、画像読影、エコー、気道管理・気管挿管
シナリオトレーニング
:外傷、敗血症、胸痛、小児の評価
◆費用
参加費無料 ※懇親会費は別途
◆主催
名古屋大学医学部附属病院 救急科