Medical Future Fes

Medical Future Fes(MFF、メディフェス)は、毎年夏に行われる大規模イベント「Summer Fes」を中心に、これからの医療について様々な視点で学んでいくためのイベントを主催する学生団体です。

2013年度に医療学生ラウンジという学生団体の1企画として、医療アプリ開発コンテストAppliCareとの合同開催で始まったMFFは、医療系ミスコンの開催や日本医師会との連携をはじめ、毎年全国から合計500人以上もの参加者が集まる一大イベントに成長しました。

2016年度からは年に一度のイベント開催に加え、学生団体として様々な活動を開催しています

なぜやるの?

現在、医療の世界は目まぐるしい変化を遂げています。
しかし現状の医療教育の中では、学校の試験に通るために、教科書に書いてある何十年も昔の医学知識を丸暗記することだけが求められています。
そういった知識だけで、今後刻一刻と変化していく医療界を乗り切ることが出来るのでしょうか?

そういった疑問を持つ医療系学生のためにMFFは存在します。
MFFでは、医療にかかわるあらゆる人が職種や学年の枠を超え、様々な最新情報について興味を持ち情報交換しながら、将来の仲間を見つけられる場を提供していきます。

学校でも職場でもない、医療という世界の友人を見つけられる場所でありたいと思っています。

実際に何をするの?

これは2016年8月に開催されたイベント「Summer Fes」内で行われた企画の一部です。
◆株式会社サイアメント 瀬尾先生:
「サイエンスCGクリエーターを目指すことになった動機、これまでの経緯と最新の取り組み」
◆株式会社オリィ研究所 吉藤先生:「分身ロボットOriHime」
◆筑波大学客員教授 徳田先生:「ドクターGに挑め!臨床推論甲子園」

など、学校の授業で行われる「医療知識の詰め合わせ」ではなく、「これからの医療」について学ぶことを目的にしています。
ですから、医療を日頃から学んでいる方はもちろん、医療に関心のある方のために、私達の団体は小規模の勉強会を催していきます。
開催日などの詳細は順次SNSを通して発表していきます。

医学生は何を得るの?

「習わなかった」では済まされない

上記にも書いた通り、MFFで扱う内容は決して教科書には書いてありません。
これまでの医療教育では一切習わなかった情報が、しかし今後の医療界でとても重要になってきている現状があります。

いくつか現在の日本にあるものをご紹介いたします。
・スマホアプリを用いたD to Pでの疾病予防・早期発見→受診促進
・iPadのカメラとアプリだけでD to Dでの遠隔診療
・3Dデータを用いた臓器モデル作成と可視化・シュミレーション
・日本中の病院カルテを一元化し、患者情報を一括管理・閲覧

聞いたことがある、実際に使用したことがあるなど、ご存知の方は多いと思います。

「『知らなかった』では医者は済まない」という言葉がありますが、このような今を生きる医療を『習わなかった』では、医師として患者さんの信頼性が薄くなってしまいます。

だからこそ、このイベントで学ぶのです。

同志が増える

医学生なら、横の繋がりも縦の繋がりも現在も将来も重要な繋がりの1つだと思います。
ですが、果たして自分の大学の同志だけでいいのでしょうか?
答えはノーです。
なぜかと言いますと、医療というのは上記にも書いた通り、目まぐるしく変わっています。
しかし、『将来は、専門する科に属すから 学会などに出とけば今を知れるから大丈夫。』と思っている方がいるのではないかと思います。
ですが、医療というのは面白いもので一筋縄ではいかない病気が多くあり、ミクロな視点もマクロな視点の両方が必要です。
つまり、人間1人を全て診なくては真の治療とは言えないのです。
だからこそ、沢山の科の人と知り合いになり相談することで、患者さんの真の治療法が決まるのではないかと思います。
なので、学生のうちから繋がりを沢山もつためにイベントに足を運ぶ必要があるのです。

勉強会/セミナー情報

2月19日 14:00〜
大竹真一郎先生による講演会(詳細は後日)

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