私たちは「楽しい!勉強になった!友達増えた!」をモットーに活動する医学生主体の勉強会サークルです。
勉強会は学生発表の回と、医師を講師にお招きする回を、年あわせて5回開催しており、毎回約40人の参加者が 集まります。普段の授業や実習で学んだ知識を整理したり、さらに講師をお呼びする回では、国試を超えて研修 医レベルの内容を扱うこともあります。高学年だけでなく低学年にも分かりやすいようレベル設定にもこだわっ ています。内容としては、風邪や痛み、意識障害からの臨床推論や、検査値の見方、電解質の考え方などを扱っ てきています。
なぜやるの?
関東医学生勉強会サークルKeMAの設立趣旨は、
①質の高い勉強会の開催
②参加者同士の交流
③全国規模での勉強会文化の発信 の3つです。
著名な先生方を講師としてお招きする回と学生発表の回をバランスよく開催することで専門的な知識をインプッ ト、アウトプットできる場を作ること、さらに学外で学ぶことで他大学の学生と交流しモチベーションをあげら れること、そしてこうした活動が全国に広まり、医学生が自主的に勉強会を開催するきっかけとなることを目指 しています。
実際に何をするの?
2,3か月に1回のペースで勉強会を企画、開催しています。開催日に合わせて前もって講師の先生方にオファー をし、具体的な勉強会の内容を打ち合わせていきます。内容は神経症候学や救急疾患など様々で、幅広い学年に 楽しんでもらえるよう先生方と工夫していきます。また学生発表の企画の際は、主に高学年のKeMAスタッフが メインとなって勉強会を構成します。
医学生は何を得るの?
学校の講義で得た知識を再確認する場として、さらにより実践的な知識をインプットする場として勉強会を活用 することができます。また医療の最前線で活躍される先生方に出会うことで、自身の今後の医師像が具体的になっ たりモチベーションアップにつながります。先生方の講義では、学生が思いもつかないような鋭い視点で臨床推論 が展開されていくので、新しい見方を身につけることもできると思います。勉強会に参加する医学生もモチベーシ ョンが高く、最高の刺激になると思います。講師の先生方も、医学生の仲間たちも、それぞれが目標を持った熱い モチベーションで勉強会に参加している、そのこと自体がKeMA最大の魅力です。その一員となることで得る知識、 やる気、目標はかけがえのない財産になると思います。
今後のセミナー予定
関東医学部勉強会サークル”KeMA”は
“より実践的な医学を学ぶ”
“他大の医学生との交流を図る”
を目的として活動している団体です。
https://www.facebook.com/kema.education/
過去のセミナー
2016/10/2
NEJM case record
濱名 香野(防衛医大5年)
2016/12/10
第2回「その風邪、本当に帰していいんですか?」 風邪の診かた
重光 章鈞(筑波大5年)
2017/3/18
第3回「Dr.Gだョ!全員集合」診断戦略カンファ・フィジカル診断
志水 太郎先生(獨協医科大学総合診療科)
徳田 安春先生(JCHO総合診療顧問)
2017/5/28
第4回「はじめての電解質」 電解質異常
髙橋 健祐(東大5年)
2017/7/22
第5回「ERのあたりまえ―教科書の知識を現場で活かせる知識へ―」 救急外来
坂本 壮先生(順天堂大学医学部附属練馬病院 救急・集中治療科)
2017/10/1
第6回「神経の症状、下から見るか?横から見るか?」神経症候学(しびれ・意識障害)
朝賀 敬將(防衛医大5年)、豊田 那智(自治医大6年)
2017/12/10
第7回「君の『手』でサンタを救え!」身体診察
髙橋 健祐(東大5年)
2018/3/25
第8回「NIPPONどまんなか〜大阪どまんなか×KeMA×ずんだーキャンプ〜」
1.マツケンTBLカンファ
2.新専門医時代のマッチング戦略
3.Case simulation大会
4.総合診療医のカンファレンス〜診断からケアへ〜
松本 謙太郎先生(大阪医療センター)
笹本 浩平先生(市立敦賀病院)
瀬戸 雅美先生(湘南藤沢徳洲会病院)
鋪野 紀好先生(千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
原田 拓先生(昭和大学総合診療科)
森川 暢先生(JCHO東京城東病院)
草場 鉄周先生(北海道家庭医療学センター)
2018/6/17
第9回「臨床推論いろはにほへと」 バイタルサイン、ケースカンファレンス
佐藤 淳俊(東大6年)、緒方 舞(防衛医大5年)
2018/8/19
第10回「痛みへのトライアングル・アプローチ〜産婦人科、整形外科、救急の視点から〜
1.女性の腹痛
2.骨折、肘内障、脊髄損傷
3.疼痛患者の診かた@ER
柴田 綾子先生(淀川キリスト教病院産婦人科)
藤井 達也先生(山王病院 整形外科)
坂本 壮先生(順天堂練馬病院 救急・集中治療科)
2018/10/28
第11回「ドクターK〜私、卒業したいので」 CBT 4連問、ケースカンファレンス
佐藤 淳俊(東大6年)、高橋 健祐(東大6年)
2018/11/24
第12回「KeMAランド 国試の魔法教えます。意識障害を乗り越えろ!!」 国試から何を学ぶか
意識障害へのアプローチ 民谷 健太郎先生(札幌東徳洲会病院)
2019/3/16
第13回「東京どまんなか1.0」
1.感度・特異度 クソくらえ 奥深き臨床推論のちゃんとした考え方
2.エラーは進化のきっかけだ!!
3.臨床推論!勝ち抜きサバイバル
4.フィジカルクラブ
5.臨床推論、やってみようぜ!〜Clinical Skills Simulation編〜
和足 孝之先生(島根大学卒後臨床研修センター)
綿貫 聡先生(東京都立多摩総合医療センター)
生坂 政臣先生(千葉大学医学部附属病院)
平島 修先生(瀬戸内徳洲会病院)
鋪野 紀好先生(千葉大学医学部附属病院)
2019/5/25
第14回「検査値で新時代を切り拓け!」 RCPCの基本、検査値異常について
服部哲也(東海大6年)、北野里紗(防衛医大6年)
2019/8/24
第15回「東京どまんなか DMN TOKYO」
矢吹拓先生(国立病院機構 栃木医療センター内科)
矢島つかさ先生(宮城厚生協会 坂総合病院救急科)
山中克郎先生(福島県立医科大学 会津医療センター総合内科)
志水太郎先生(獨協医科大学 総合診療医学・総合診療科)