SFC~Summit For Children~は、2006年より日本外来小児科学会で承認されたネットワーク「こどもどこ」
のスピンオフ活動として2016年から始まった団体です。
主な活動としては
・「こども」にまつわる職種(医療・保育・児童支援…)を集めたシンポジウム:2017年3月開催予定
・児童支援施設見学、病院などでのボランティア活動など
・面白い勉強会や活動の情報共有
などを行っています。
難しいことを書きましたが、要は
「こどもが好き!」という人が集まったら面白いんじゃないか!
という団体です。参加資格は「こどもが好き!」なこと。全国の「こども好き!」集まれ!
なぜやるの?
医学部で小児科の話をすると、出てくるのは「超レアな感染症」・「超レアな先天性疾患」…etc ばかり。
しかし実際に社会で必要とされているのは、超レアな感染症クイズに正解できる知識ではなく、
「障害を持って産まれた子たちへの支援策」・「虐待を受けた子たちへの対応」などといった、
実社会に根差した知識であり情報であると思いませんか??
そういった生の情報を得るには、教科書を読むのではなく、実際に見て、現場の人と話して、医学部だけじゃなくて色々な学部と交流して彼らの視点を身に着ける、そういった場が不可欠だと思いませんか??
「小児医療の勉強会」ではなく、「社会の中のこどもを診る」
そんな団体になりたいと思って活動しています。
実際に何をするの?
メインの活動としては、「こどもに関わる問題」を提言・議論するシンポジウムの開催です。
ターゲットは「こどもに関わる職種」、つまり医療者だけでなく保育士さん・学校の先生・児童支援…etc
職種や環境によって感じる問題は違うと思います。それを同じ職種の中で腐らせていてはモッタイナイ!
問題をそれぞれの立場から提言・共有し、みんなで解決策を考えていきましょう!
その他、自分たちの視野を広げるために、児童支援施設や養護施設への見学を定期的に開催したり、
病院でのボランティアも現在企画しています。
また、面白そうなイベント・セミナーの情報を共有したり、不定期に「こどもについて語る」飲み会も開催しています!
医学生は何を得るの?
まず単純に「こども」についてしゃべることができます。
こどもが大好きで小児科になろうと思っている医学生も多いと思いますが、親戚に年の離れたいとこや、もう
結婚して子供がいる、という人じゃなければ、普段こどもについてしゃべる機会なんてありませんよね?
…楽しいですよ。お互いこども大好きな人(しかも同業者)と語るのは…笑
それに加えて、医学部の視点だけではない、様々な問題からこどもについて考えることができます。
例えば「障害を持った子の家庭内・社会支援」
医者からすれば「こんな病気でも退院させた自分スゲー」ですが、実際その子が退院した後どうやって生き
ていくのか、どうやってリハビリや看護ケアが介入するのか、どうやって社会活動を行っていくのか…
そういった情報を同年代の同じように小児ケアに興味のある学生と話せる場は、きっとココだけです。
今後のセミナー予定
2017年3月12日に、大きなシンポジウムを開催します。
詳細はFBページ「Summit For Children」まで!
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