Team Medics

Team Medicsは、東京五輪の開幕5年前を記念し、2015年7月24日に発足しました。
外国人患者さんのスムーズな医療へのアクセスを目指し、必要な知識と経験を積み重ね、医療従事者の方々がいち早く適切な処置を行うことができるようなチームを目指します。
現在は、関東を中心に活動をしており、331名の学生が所属しています。
月に一回、医学英語の学習会を行い、長期休みにはイベントボランティアや医療機関ボランティアを実施しております。

なぜやるの?

近年では、訪日外国人が急増しており、特に2020年のオリンピック・パラリンピックでは、世界中から多くの人が集まります。このような状況の中で、私達学生は、どのように日本の医療に貢献できるのでしょうか。
外国人患者さんへ安心感のある医療提供を行うことで、外国人患者さんのサポートのみならず、医療機関の負担減少にもつながります。それに伴い、日本人患者さんの待ち時間減少など日本人患者さんとの共存も図れます。
そして、外国人患者さんの対応を学ぶ過程で、学生の成長がみられると期待しています。

実際に何をするの?

現在の活動は、以下の通りです。
1. 国際イベント救護テントなどにおける外国人への言語サポート
2. 医療機関内における 外国人患者さんへの付き添い、案内ボランティア
3. 医療英語や異文化、諸外国の保険医療などに関する学習会の実施

医学英語の学習会では、専門の先生をお招きしてワークショップ形式で実施しております。
毎月、症候別に「どのように外国人患者さんへ問診をとるか」など英語表現について学んでいます。
詳しくは、ホームページをご参照ください。

医学生は何を得るの?

外国人患者さん一人をみても、様々なバックグラウンドを持ち合わせており、外国人診療における問題は日本の医療問題での一部にしか過ぎません。
そのため、私たちは、英語表現を学ぶだけでなく、イベントなどを通して、(1) 医学教育では培うことが出来ない問題発見・解決能力を身につける (2) リーダーシップやチームワーク力などの実践力を高める ことを目指します。

今後のセミナー予定

【Tokyo MEDS February】
・日時:2017年3月 25日 (土) 15:00 ~ 18:00
・講師:押味貴之先生 (国際医療福祉大学),James Thomas 先生(慶応義塾大学)
・内容:”Leg pain”をテーマに鑑別疾患や関連症状について英語のワークショップ形式で学びます
※テーマは変更する場合がございますので、予めご了承ください。

こちらから情報を受け取れます
Team Medicsへの参加お申し込みは、ホームページをご参照ください。
またイベントに関する情報は、Facebookページにも掲載しておりますのでご覧ください。

・ホームページ http://team-medics.org/
・Facebook ページ はこちらから